MALL3の特徴
MALL3は、電子カルテとオーダリング機能を軸とする病院向け医療情報システムです。外来機能、病棟機能の他に、薬剤管理、臨床検査、透析、リハビリ管理など多くの部門システムを持ち、圧倒的に高いカスタマイズ性と低コストとの両立を実現しています。17年間の運用実績を通じて「98%」という高い継続率を持っています。
コストパフォーマンスに優れた電子カルテ
自社製品を中心にしつつ、必要に応じて専門性の高い他社製品も随時提案可能で、高機能かつ高い連動性を持ちながらも業界でも低水準の導入価格・ランニングコストを実現しました。コストが導入のネックになっていた中小病院様や、診療所様でも無理のない導入・維持が実現しました。
高いカスタマイズ性
カルテ画面はユーザー毎に自由にレイアウトすることができるとともに、設定により2,664種類に及ぶ項目をカスタマイズすることが可能です。慣れたレイアウトで表示したいという声にも対応可能です。
部門システム間の高い連動性
部門システムもすべて自社開発を行っており、電子カルテやオーダリングシステムとのスムーズな連携が可能で、カスタマイズもフレキシブルに行うことができます。電子カルテと部門システムでマスタを共有しているため、高い利便性を実現しています。
システム構成
電子カルテ・オーダリング以外にも、自社開発の部門システムも取り揃えています。部門システムをはじめに稼動させ、最終的に電子カルテ・オーダリングの運用を行うことも可能です。
段階を踏んだシステム導入を行うことで、医療機関様のさまざまなニーズに沿うご提案ができます。

MALL3の主な機能
電子カルテ
MALL3は、電子カルテとオーダリングを持った医療情報システムです。長年医療システムに関わった経験とノウハウが蓄積されています。

入力支援

問診テンプレート・音声入力により、キーボード入力が苦手な方でも、かんたんに問診を登録することが可能です。
オーダリング

頻用やセット、基本処方からの登録や過去オーダーからのDo入力など素早くオーダーする事が可能です。
外部システム・機器連携

レセコン・DICOMビューワー・外注検査結果・検査自動分析装置・薬剤分包機・心電図ビューワー・Rs-Baseなど様々な医療システムとの接続実績がございます。
院内コミュニケーション機能

医事課から医師への書類作成依頼など、医師とコメディカル部門間での情報共有が可能となります。情報がスムーズかつ漏れなく伝達できます。
往診機能[オプション]

カルテ情報をノートパソコン・タブレット型パソコンなどで持ち出す方式と、インターネットVPNを経由し院内の電子カルテに直接アクセスする2通りの方法を備えています。往診先での電子カルテ運用をサポートします。
専門分野への対応

透析施設・重度心身障害児(者)施設・回復期リハビリテーション病棟にも対応しています。
外来機能
受付業務から会計業務まで、外来診療を支援します。

受付

受付業務からレセコンへの送信・受信、診察券の発行、各種集計までトータルでサポートしています。カルテ出し、カルテの持ち運びがなく、大幅な業務改善となります。
問診

受付登録が行われると受付ボタンが点滅し、患者様が来院されたことをお知らせします。診察待ち・予診待ち・結果待ちと患者さんの診察状態が一目で判断出来ます。診察医の振り分けや外出中の患者様を管理したりと外来看護業務に必要な機能を装備しています。
診察

カルテ画面は、紙カルテ2号用紙形式を採用しています。過去の診療履歴も瞬時に閲覧することが可能です。入力補助機能として、テンプレート入力・頻用文言・過去カルテからのDO・音声入力など便利な機能を備えています。
処置室

医師からのオーダーを確認し、オーダーの実施入力を行います。検査は検体の種類や個数を確認する事ができ、SPO2やインフルエンザ等の検査結果入力が行なえます。採血時には、スピッツの確認も行えます。
会計

診療行為をレセコンに送信。入力ミスを防ぎ、会計待ち時間を大幅に短縮します。
会計待ち時間表示システム[オプション]

会計可能な患者様の番号を表示することにより、呼び込みの必要がありません。画面の下にテロップを自由に表示することができます。テレビ画面とテロップ・会計情報等、複数の画面構成から表示内容を選択することができます。また、従来の院内掲示物をディスプレイに表示できます。
入院機能
病棟スタッフと各部門のスムーズな連携を支援します。

病棟マップ

病棟ごとのフロアイメージと患者情報を一画面に表示します。外泊・感染症・リハビリ中の状況が一目で把握できます。
カルテオーバービュー

患者様の多岐にわたる診療情報を整理・集約し一画面で見ることができます。診療情報の概観把握を助け、各部門の業務の起点としてご利用いただけます。
看護計画/看護診断

個々の患者様に合わせ、問題点に対する目標と計画を入力する事で、継続的な評価が可能となります。また、看護計画の立案はテンプレートから選択する事ができるので、作業負荷が軽減されます。
看護記録

記録は、SOAP・DARの入力形式に対応しています。定形文言から選択する事で入力作業の負荷を軽減できます。
ワークシート

患者さんへ実施する内容を一覧で確認・実施できる機能です。病棟・部屋・担当看護師・患者名・指示区分で絞り込みが可能です。
病棟管理日誌

患者数・看護度などは、システムに入力されたデータから自動的に集計されるため、管理日誌作成にかかる作業負荷の軽減が行なえます。
オプション機能
医療機関様のご要望に応じて、様々なオプション機能をご用意しております。(その他、新規開発もご相談ください。)
再来受付機

診察券とタッチパネルディスプレイを利用した再来受付機を使用することにより、外来受付業務と患者様の診察待ち時間を軽減します。
診察券

リライト診察券は、患者様のお名前や次回診察日・検査予約日などを何回でも印刷することができます。
3点チェック(患者認証)

注射・採血・輸血・手術に関する患者取り違い防止のために「IDバーコード」による患者認証です。